11月1日朝9:00に岐阜の事務所を出発。車で高速道路を乗り継いで、島根入り。簸川郡斐川町にある(福祉)桑友本部事務所に着いたのは、夕方4時頃。理事長のお仕事が終わるまで、施設職員のせつめいを伺う。パン工房の実習をさせていただく同行のイマジン職員は、宿舎へお世話になった。5時頃、就労支援センターの夕礼に同席させていただき、見学に伺ったメンバー紹介などで、顔合わせ。

「桑友」の活動は、1988年7月に作業所を設立し、精神障害者の「働きたい」「地域で暮らしたい!」を実現。障害がある人もない人も納得できる支援体制をつくりあげ、社会に認知されるまでに築きあげられた。それが≪まるベリー工房≫である。理事長・武田牧子氏の「食へのこだわり」から生まれた『まるベリーのパン』は地域で誇る名産になっている。

朝3時から成型に入る作業。(生地の仕込みは前日に行われたもの)焼き上げたパンは給食や店舗へと配達される。(天然酵母のパンで完成度の高さに感動)生産から販売までの工程に障害者たちの様々な就労トレーニングを組み込み、支援センターの職員がサポートしながらスムーズに作業されている。通所、利用者は約100名。職員は40名。交代勤務、仕事のローテーションを考えると、かなり厳しい運営が考えられている。しかも、この職員のうち3名がジョブコーチで、そのうち2名が他の現場へ出向くという。ハードな勤務をつづける支えになるのは、やはり桑友のかかげる理念なのではないか。「あなたの自己決定を支える」ことの尊さを知る人こそ桑友を支えているのだと思う。
(詳しくはホームページhttp://www.soyu.or.jpをご覧下さい。)

1日の夜は、「湯の川温泉」宿泊。とてもアットホームな宴会。ありがとうございました。11月2日は、パン工房の実習メンバーと共に施設や店舗を見学させていただいた。理事長・武田氏のご案内で、パラオ店(ジャスコ系大型店舗)のまるベリーに行って昼食をいただく。お店のパンをあれこれと見ているうちに皆、パンをたくさん買ってしまいました。

本当は見学終了後、岐阜へまっすぐ帰るつもりが、松江城や武家屋敷、アルカディオ・ハーン(小泉八雲)記念館を観光してしまいました。「島根には、文化がある。」と再確認した次第です。